《村西徳子さん大阪府八尾市から市民文化賞を受賞》

村西さんへの賞状

k-unetのHPの関西地区コーナーに村西工房訪問記を
掲載しましたが、このたび村西徳子さんが11月3日文化の日に八尾市・市民文化賞を受賞されました。

この市民文化賞は、11月3日文化の日に芸術・芸能・
学術などで八尾市の文化の発展に貢献した市民に対し
八尾市長から贈られるもので、平成21年は個人でただ1人村西徳子さんが受賞されました。

村西さんは河内木綿藍染の復元だけでなく、現代に
通じる新しい文様の創作、また八尾市立生涯学習センターで河内木綿文様藍染講座の講師として人材育成、より
幅広い活動をすためNPO法人河内木綿藍染保存会を
設立し理事長に就任、さらに、国際的な活動として八尾市の姉妹都市アメリカ・ベルビュー市シティホールやロシヤ・
サンクトペテルブルグの国立エルミタージュ美術館に作品を出展して日米間・日ロ間の文化交流に貢献されました。国内では地元八尾市のみならず東京・神戸・大阪等で
展示会を開かれました。その活躍は藍染の研究にとどまらず郷土文化の普及発展に貢献した功績が多大であった
ことが認められて今回の文化賞受賞となったと思われます。誠にお目出たい限りです。


今回の八尾市・市民文化賞を受賞されたされた村西徳子さんからk-netの皆様へ次のようなメッセージが寄せられております。

(岡本 純一記)

「秋の色が日増しに濃くなって参りました。 お変わりなくお過ごしの ことと存じます。 私事、11月3日文化の日に八尾市・市民文化賞を受賞いたしました。 これは永年に亘る、河内木綿藍染の研究に対していただいたもので、 多くのご支援によるもの、ここに改めて心より感謝いたします。
 これを機に、河内木綿に寄せていただく関心も、より高まることが喜び であり今後はこれをもって微力ながら地元の繁栄に役立てて参ります。 何卒よろしくお願い申し上げます。
                                        平成21年11月    村西徳子」

以 上