このごろ思うこと (8) | |
銀乃 川太郎 | |
今までにこの欄で、いろいろ後期高齢者健康保険制度に関する、腹立たしい点を書いてきたが、全ての層の被保険者の保険料とか徴収方法とかに一応の決着がつき、やれやれである。その中で、前回のこの欄で書いた、”闇の増税”(奥さんの保険料は奥さんの国民年金から天引きされるので所帯主の夫の確定申告の控除対象にならないため結果的に増税になる) の話しは、どこでどう知ったのか知らないが、朝日新聞から意見を聞きたいと電話があった。まさかそのためではあるまいが、
その後、国会でも追及され新聞なども書きたてたので、結局、過去に滞納がない人には今までどおり所帯主の口座からの振込みが認められるようになった。あったり前の話しではあるが先ずは一安心である。
たとえば、7月26日付けの週間東洋経済の特集記事によると、ソフトバンクのある役員は、「アイホーン1機種がもたらす通信量が膨大なので、パソコン用データカードは扱わない。なぜならば、デ−タカードのパケット負荷は通常の端末の20倍以上もあるので、100万枚のデータカードが出ると2000万の携帯電話ユーザーと同じくらいのネットワークの容量を用意しなくてはならなくなる。だから、アイホーンのユーザーには出来るだけ無線LANを使ってもらいたい。正直言ってネットワークのパンクにはひやひやしている」、と言っている。そんなわけで、ソフトバンクとしては、アイホーン加入者 が増えれば増えただけ”ほくほく”とは言い難い事情があるようだ 。そのほかにも、アイホーンを使った通信料のいくばくかをアップル社に払わなくてはならないとか、うわべの派手なパフォーマンスの割りに、中身はいろいろ問題もあるようなことが書いてある。やっぱり株価が今の携帯事業者の実力を現しているのかなとも思い、思わぬところで安心感を抱かせてくれている。 またまた話しは変わるが、掲示板の投稿の中に、同友会の先行きが見えてきたので、k-unetの存在が重要になっていくという書き込みがあったが、全くその通りだと思う。しかし、同友会の受け皿になるにはいろいろな点で改革しなくてはならないことがある。今までのいわゆる”同好会”の域を脱して、あまねく公平に会員の福利を図っていけるような体制が必要になる。その場合には同友会に加入していないOB,OGも k-unetの会員になって頂くことが必要になろう。まだ時間はあるのでそれはおいおい考えていけばよいとしても、世話人会で今からでも検討して頂きたいことがある。私が世話人時代に一度提唱したことがあるが、 パソコンを持たない同友会会員に対する通信手段を創り、k-unet会員の枠を広げておくことである。80歳過ぎの会員にはパソコンをいじらない人が多い。その人達のために、FAXのネットワークを作り、訃報の周知や<今日はk-unetです>などを同報するようにすることである。これは是非検討して頂きたいと思う。 昨年の日記を見ると、2007年は9月1日になって気温が劇的に下がって、それまでの暑さが嘘のように一挙に秋になった、と書いてある。さて今年はどうだろうか。年齢も平均寿命近くともなると、立ち居振る舞いの都度に”どっこいしょ”と言ったり、あちこちが”あ痛たった”などとつぶやいたりしながら、一日一日を無事に過ごしていくのが何よりである。そして、パソコンの存在がますます重要になっていく ような気がしてならない。 (2008.8.26 記)
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