---

【ＫＤＤＩ誌　2011年10月号　概要】

１. KDDI　NEWS

• （１） 新コンセプトは「未来は、選べる。」 　
• 　　　　スマートフォン6機種など、au秋冬のラインアップを発売
  　KDDIは、スマートフォン6機種、auケータイ3機種、タブレット1機種、データ通信端末1機種を10月上旬以降、順次発売する。
  �@ auスマートフォンの4機種はWiMAXを搭載した高速通信モデル。「安心セキュリティパック」、写真や動画の自動バックアップ、統合コミュニケーションサービスなどが11月中旬から提供される。
  �A auケータイでは、スリムで高速起動、高速連射可能なカメラ搭載モデルや、法人向けには各種セキュリティ機能を搭載。
  �B ３GとWiMAXが利用可能なモバイルWiFiルーターを備えたビジネスタブレットも発売される。
  �C 新料金プラン「プランZシンプル」が9月末から提供されている。
  月額基本使用料980円で、午前1時から午後9時は、auケータイ宛の国内通話が無料、同Cメールは時間に関係なく無料。
  

  

• （２） 日本とインドの関係強化を目指す日印サミットで 嶋谷専務が講演
  　9月5〜7日、両国の経済界や政官学のリーダーが参加し「日印グローバル・パートナーシップ・サミット2011」が都内ホテルで開催され、インフラ、ICT、環境、農業などが話し合われた。6日には嶋谷専務が、インド工科大学ハイデラバード校とKDDI研究所の共同研究について講演した。
  
  
• （３） 「四万十川Walk」の募金等で 四万十川の景観を保全・整備
  　KDDIは「Green Road Project」第6弾である「四万十川Walk」（6月3日から7月31日まで）で集まった募金588,2331円と、取扱説明書リサイクルによる古紙売却金の一部100万円を、9月2日、四万十川財団へ寄付した。また、9月6日には、高知県が取り組む「環境先進企業との協働の森づくり事業」に賛同し、パートナーズ協定を締結。2009年度の古紙売却金の一部90万円を四万十市に寄付し、同市蕨岡に「KDDI取扱説明書リサイクルの森 四万十」が誕生した。
  
  
• （４） 「KDDI ∞ Labo」が本格始動 　　若いエンジニアや企業家向けに交流イベントも
  　有望なスタートアップ企業やエンジニアを支援するインキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo（ムゲンラボ）」のサービス開発拠点が、「同スペース」として8月24日、東京・六本木の泉ガーデンタワーに開設され、第1期選考チームによる自己紹介プレゼンが行われた。参加チーム同士が刺激しあい、競争し、新たなコラボを目指す。8月29日には、原宿のKDDIデザイニングスタジオでオープンイベントが開催され、講演やパネルディスカッションが行われた。
  
  
• （５） 日本の中小企業の活性化に貢献 　
  　GoogleのIT化支援プロジェクトに参画 
  　KDDIは、KDDIウェブコミュニケーションズと共に、Googleが9月から開始した中小企業のホームページ作成・ICT利用を支援するプロジェクト「みんなのビジネスオンライン」の趣旨に賛同し、ビジネスパートナーとして参画している。ホームページは無料で作成・運用（1年間）。利用企業向けには、「KDDIまとめてオフィス」による優待サービスの提供や、ICT環境の構築をサポートする。
   
• （６） 東日本大震災後初の実戦的訓練 　
  　アイガーデンエア地区で防災訓練 
  　9月1日の「防災の日」を中心とする1週間は「防災週間」。防災の日に先立つ8月26日、飯田橋アイガーデンエア地区で災害活動に関する相互応援協定を締結する8企業が参加し、同地区公開空地で、合同防災訓練が行われた。 
  
  
  

2. 特集　3.11東日本大震災

• 　 震災対応「最前線の声」        　　　　　　　　
  
  
• 　3月11日の巨大地震発生から半年が過ぎた。KDDIは、6月末には、震災前と同等のエリア・通話品質をカバーしたが、
  
  通信事業者としての取り組みはまだまだ続いている。
  
  
  
  
  
  
  　東日本大震災での体験を風化させず、今後の教訓とするためにも、インフラ・サービス復旧とお客様の対応に“最前線”
  
  で取り組んでこられた社員の声（字数の制限からタイトルのみ）を紹介する。
  
  
  
• 　 ● 基幹系伝送路の運用保守　　人命優先の葛藤の中、全員が無我夢中で復旧に取り組んだ
  
  
• 　　　経営管理本部　日本通信エンジニアリングサービス　　　木幡 真剛
  
  
  
• 　 ● au基地局復旧・復興対応　　震災発生“一日半”で車載型基地局を立ち上げ
  
  
• 　　　運用本部　運用品質管理部　仙台テクニカルセンター　　　桜井 孝行
  　　　建設本部　KDDIテクニカルエンジニアリングサービス　　　高橋 浩一、小西 敬喜
  
  
  
• 　 通信を担う社会的責務を痛感　現地情報の迅速な全社展開が重要
  
  
• 　　技術統括本部　建設本部副本部長　　山森誠司
  
  
  
• 　 ● 基幹系中継伝送路の迂回作業　
  　現場のお客様の声を、どれだけ反映できるかがポイント
  
  　　　運用本部　運用品質管理部　仙台テクニカルセンター　　　江上 大輔、街田 雅也、堀米 芳明、菅野 清正
  
  
  
• 　 ● 基地局の復旧作業　
  　お客様の声が、「もっと頑張ろう」という励みに
  
  　　　建設本部　KDDIテクニカルエンジニアリングサービス　　　平松 正、丹 貴幸
  
  
  
• 　 ● 燃料管理（車載型基地局、移動電源車）　　
  　非常時の燃料確保　拠点ごとの体制が重要
  
  　　　運用本部　運用品質管理部　仙台テクニカルセンター
  　　　　　　　　　　　　　寺戸 洋一郎、小山 龍
  
  
  
• 　 ● アクセス伝送路の復旧　　
  　災害を想定した柔軟なネットワーク構築が重要
  
  
• 　　　建設本部　KDDIテクニカルエンジニアリングサービス
  　　　　　　　　　　　　新藤 尚継
  
  
  
• 　 ● auエリア設計　
  　本物の“お客様目線”にたったエリア設計が大切
  
  
• 　　　建設本部　auエリア統括部　仙台エンジニアリングセンター
  　　　　　　　　　　　　　西川 進、木下 敦史、下夕村 朋秀
  
  
  
• 　 ● コンシューマ営業　　
  　避難所対応の出遅れ感はアピール不測の面も
  
  
• 　　　コンシューマ営業本部　コンシューマ東北支社　au営業部
  　　　　　　　　　　　　　今野 利彦
  
  　　　コンシューマ東北支社　au営業部　au仙台支店
  　　　　　　　　　　　　　原子 正重、若松 憲弘
  
  
  
• 　 ● auショップ　　“お客様第一”に頑張るスタッフに心から感謝
  
  
• 　　　auショップ　石巻恵み野　店長　　佐藤 和美
  
  
  
• 　 常日頃の部門間連携が、非常時には生きてくる
  
  
• 　　東北総支社長　　岡 謙次郎
  
  
• 　 ● 避難所対応　
  　避難所対応の「初動スピード」と「エリア復旧」がポイント
  
  
• 　　　コンシューマ営業本部　コンシューマ営業企画部　　　島田 和典
  
  
  
• 　 通信事業者としての使命が「判断基準」　
  　　　　　　　非常時こそ、組織としての全体最適を
  
  
• 　　代表取締役社長　　田中 孝司
  
  
  
• 　 ● 法人営業（宮城県庁担当）　　お客様への迅速な情報提供の仕組みづくりを
  
  
• 　　　ソリューション営業本部　ソリューション東北支社　法人営業部　　　松岡 弘毅
  
  
  
• 　 ● コンシューマ営業（au福島支店）　　地域を一番よく知っているからこそ、現場から声を上げることが大切
  
  
• 　　　コンシューマ営業本部　コンシューマ東北支社　au福島支店　　　紺野 周士、西条 俊之、白石 恵
  
  
  
• 　 ● 「LISMO WAVE」担当　　一人でも多くの人に「LISMO WAVE」で被災地情報を
  
  
• 　　　メディア・CATV推進本部　メディアビジネス部　　　藤田 哲史
  
  
  
• 　 ● お客様センター　　非常時の問題解決には、各自が最大限できることを
  
  
• 　　　カスタマーサービス本部　カスタマーサービス推進部　　　風間 進、斉藤 二郎