一方、私はといえば、食事の時以外は涼しい部屋で読書したり、甲子園の熱戦を観て過ごしました。読書には片山廣子さん (またの筆名:松村みね子)のエッセイ集や歌集、ケルト幻想作品集『かなしき女王』などを持参しました。これまで片山廣子(1878-1957)という名前は、芥川龍之介が「才力の上でも格闘できる女」と認め 哀慕の念を綴った抒情詩『越し人』を贈った人、あるいは 堀辰雄の『聖家族』のモデルになった美しい夫人というイメージしか私は持っておらず、どんな著作を残した人なのかは全く知りませんでした。今回初めてそういう伝説的な先入観から離れ、歌人、随筆家、翻訳者としての彼女の味わいのある美しい日本語に触れ、何か新鮮な喜びを感じました。大正から昭和にかけ、こんなにすばらしい女性が日本にいたのだという発見、これが私のお台場滞在での収穫でした。音楽に譬えるなら、次のメロディが聴こえてくるような女性とでもいうのでしょうか。
♪ 歌の翼に http://www.youtube.com/watch?v=5UtH3sYN4oc&feature=related
( J.Heifetz Plays " Of Wings of Song " No.2 Mendelssohn )
☆ k-unet からのお知らせ
(1) パソコンアート・コンテストの応募作品を募集しています
現在、ホームページ上で、パソコンアート・ コンテストの応募作品を募集しています。
今年は、「アート性」のほか、「ユニークさ」「面白さ」を競うコンテストになればよいと企画しました。
締め切りは 2010年10月15日と、まだ十分時間があります。どうぞ、多数の方がご応募下さいます
ことを。
応募要領の詳細は、k-unet ホームページにてご確認して下さい。
(2) 会員の動向
8月に新しく、青木洋隆さんが入会されました。
また、昨年10月に会員となられた竹井保満さんから、退会のお申し出がありました。
そのほか、7月19日に会員・前嶋敏之さんが逝去されましたので、現在k-unetの会員数は506名です。
(3)次回パソコン研修会
9月16日(木)、まちだ中央公民館で開催の予定です。
詳細が決まり次第、同報メール、およびホームページでお知らせします。
(4)次回サロン k-unet(お料理教室)の開催
11月下旬、新宿区四谷地域センター11F 調理工作室で開催の予定です。
テーマ:「新蕎麦を打って味わう」 詳しいお知らせは 11月初旬頃となります。
なお、本会場でパソコンアート・コンテストの入賞者決定イベントも行います。
☆次回、<こんにちは k-unetです> 9月号は鎌田光恵世話人が担当します。
以 上