今月のお知らせ

会員の異動

k-unet マンスリーレター』No.02 (20101218日発行) の配信後、猿田あけみさんが入会され、会員の総数は516名になりました。

世話人会の活動

昨年の活動報告になりますが、k-unet のホームページの次期インフラとして導入を予定している”NetCommons”の習熟を目的とした第4回ホームページ・グループ(HPG)会合を開催しました(1220)。また、年が明けて『明日の k-unet 検討会』を開き(18)k-unet 新会則()の取りまとめ作業を進めました。近く、一般会員の皆さんにも本案を提示してご意見を伺う予定です。 

今後の予定

2010年度が終わる3月末までに、第78回世話人会(222日・午前)、第7回パソコン研修会(同日・午後)、第16回サロンk-unet (開催日未定)などを開催します。パソコン研修会とサロンk-unet の詳細は決まり次第、会員同報メールでお知らせし、併せてホームページ上に掲載いたします。


今月のコラム

担当:佐藤 秀夫   

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサート☆ 

 

例年、元日の夜、音楽ファンには見逃すことのできないTVの放送番組があります。言わずと知れた『ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサート』の中継です。今年もウィーン樂友協会大ホールで正午(時差のある日本では午後8時)から開演され、日本へも衛星回線で同時中継されました。

 

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートは、1939年の初演以来、オーストリア初代大統領の死去により114日に延期になった1951年を除き、毎年11日に開催されています。初代指揮者のクレメンス・クラウスを知らなくても、ヴィリー・ボスコフスキー、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ズービン・メータ、リッカルド・ムーティ、そしてわが国が輩出した名指揮者の中でも巨匠といわれる小沢征爾などの名前を記憶されている方も多いことでしょう。

 

今年の指揮者フランツ・ウェルザー=メストは現在、ウィーン国立歌劇場の音楽監督で50歳。演奏曲目はシュトラウス一家のワルツやポルカを中心に広い範囲から選曲されていましたが、ここにも若い彼の考えが強く影響しているものと思われました。メストの指揮は実に柔らかく、かつ繊細で、これまでの巨匠のややもすれば力強過ぎる指揮とも違い、それでいて聴く者の胸に響き渡るような印象を与えてくれました。慣例に則って「美しく青きドナウ」では指揮者による新年の挨拶が挿入され、次いで会場の手拍子とともに「ラデツキー行進曲」を演奏してコンサートは終わりましたが、新年早々そんなニューイヤーコンサートをワイン・グラス片手に大いに楽しませて貰いました。

 

2012年の『ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサート』の指揮者は既にマリス・ヤンソンスと決まっています。彼にとって2006年に次いで2度目の指揮となります。最も入手が困難といわれているこのコンサートのチケットをゲットする方法は、唯一メールにより抽選へ応募することですが、応募期間が201112日から23日までとなっていますので、残念ながらこの k-unet マンスリーレターが皆さんのお手元に届く頃には今年の抽選募集は締め切られています。来春もTV中継でご勘弁ください。

 

再来年のニューイヤーコンサートのチケットを手に入れて、ウィーン樂友協会大ホールへ足を運ぼうという強運の方は、一度、ウィーン・フィルのウエブサイトhttp://wienerphilharmoniker.atにアクセスしてみてはいかがでしょうか。メールによる抽選への応募手順が分かります。

 


あとがき

暦の上では大寒も過ぎ寒さも本番ですが、空気が乾燥していて巷間、インフルエンザ患者が増えていると報じられています。皆様も風邪など引かれないようご自愛ください。

 

次号の『k-unet マンスリーレター』No.04 は西澤太郎世話人が担当します。

以 上