A2部門作品 |
A2-3 題名: 南会津、大内宿散策 コメント: 大内宿(おおうちじゅく)は、会津若松から西会津街道を南に下り、湯之上温泉から少し西側に入った所にあります。重要伝統的建造物に指定され、綺麗に手入れされた茅葺屋根の家が両側に並ぶ、全長450米の往還です。ここの写真は、亡き妻が元気だった最後の夏に、会津地方を車で旅をしたときの、私にとって忘れ得ぬ思い出の一コマです。 写真は8月の中旬、午後3時頃から凡そ1時間くらいの散策中に撮影したものですが、全部について、ピクセル数を増やし輪郭をはっきりさせました。そのため画調が少し硬くなりました。後は部分的に少しずつ修正を加えてありますので、評価の参考に若干の解説をさせて頂きます。 ① 午後3時頃のものですが、昼間を強調するために、人物等の陰を削除しました。 ② 同じように並ぶ建物を詳細に見て頂くために1軒に焦点を当てました。(無修正) ③ 名物の栃餅を買う外人女性。これは、女性が財布を開いている部分がはっきり見えな かったので、掌を上に向けた腕と財布を持つ手を中心に、半径50ピクセル程度のコ ントラストを強くし、目立つようにしました。(まだ不十分ですが)。 ④ 山から湧き出す冷たい水を利用した天然の冷却場。下水ではありません。(無修正) ⑤ 原画は①と同じ時間帯のものです。まず全体を夕景のように暗くします。次に、人物 の数を夕暮れらしく減らしました。そして、右上の山の形を斜めに削除して空を出し ます。そこへ、逆光の光度、広がり、周囲への反射などが適切なパラメータを選び光 源を挿入しました。逆光部分に夕焼けを表す赤系の色を入れたかったのですが、未熟 なためうまく染まらないので、これは諦め、左側の空より明るくするだけにしました。 山裾が僅かに手前より明るい部分があるのも修正で出したものです。ただ、太陽の位 置と人物等の陰の角度が違うのが不自然ですが、これは、太陽の位置を右側にできな いので、ご勘弁ください。 撮影場所: 南会津大内宿 |
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